カークーンの販売にあたり弊所でもPL保険に加入しました。
PL保険とはご存知の方も多いと思いますが生産物賠償責任保険といって販売した製品によってお客様の身体や財産に多大な損害を与えた場合に備えた保険です。
販売事業者として当然加入するものだとは思いますが、リスクについて考えることで改めてその責任の重さを感じます。
事業リスクには天災のような特性上どうにも解消できないリスクと自助努力によって解消もしくは軽減可能なリスクの2種類があると思います。
辛いことではありますが、決して目を背けずに可能な限りリスクは全て把握し、解消・軽減可能なリスクはしっかりとその対策を取る。そのために昼夜製品の研究を重ねてリスクだけでなく良い点もどんどん新たに発見していきたいと思います。
※仰々しく語りましたがカークーン自体は非常にシンプルな構造のカバーで決して危険なものでは無いのでご安心を!
2013/05/27
ガレージングEXPO2013
企業展示ブースにて片山右京さんと安田団長のトークショー。 |
土曜日に東京ビッグサイトで開催された「朝日住まいづくりフェア2013」内の「ガレージングEXPO」に行ってきました。
今回新たに発売するカークーンとガレージは密接な関係にあります。
カークーンには屋外で利用するモデルもありますが、現在販売している国の利用動向をみると半数以上のユーザーの方はガレージを持っていながらカークーンを購入されています。ガレージで雨風や紫外線は凌げるけれども湿気までは防ぐことができない。行き届いたガレージではエアコンを入れたり、湿気吸収の建材を利用していますが費用はどうしてもかかってしまう。そこで電気代がほとんどかからず、車を包んで湿気から守るカークーンが登場するわけです。
話は逸れましたがガレージの世界も実に奥深い。そしてガレージを利用される方たちのこだわりの凄さに驚嘆しました。私もガレージに自動車にもっと勉強しないと、と反省し学んだ一日でした。
2013/05/25
“さようなら” にはまだ早い。
「これはきっと世の中の為になるのに」と信ずる製品が、世に知られぬままに消えていくのは寂しい。その認められずに消えていった製品をつくるためにたくさんの時間や労力、そして美しい情熱を注いできた人々のことを考えればなおさら胸が痛む。
一方で私たちは毎日消費活動をおこなう。本来消費は私たちの生活を豊かにするための手段であるはずなのに、時々その目まぐるしさ故に逆に私たちを消費してしまってるような気分さえする。
しかし「豊かさ」とは何と曖昧で実体の掴めない言葉なんだろう。一人一人豊かさの意味は異なる。お金に苦労しない豊かさもあるし、家族が無事に健康でいられる豊かさもある。ではその中でモノを売る私は世の中の為にどんな豊かさを与えられるのだろう。
きっと豊かさとはモノという形ではなく人の心の中にあって、「豊か」と決定する心をつくるのはその人の人生であり歴史なのだ、と私は信じている。
なので人々の忙しい生活の中でふと立ち止まり、自らの歴史を顧みるうえで何かに役に立つもの、また長年の友人のようにその人の歴史の一部になり得るようなものを世の中に届けたい。同時に誰かの歴史に彩りを与える人々に対して素直に尊敬の心を持ちたい。そうやっていけば自分の力で世の中を少しばかり豊かにできるんじゃないだろうか。
以上が私の仕事に対する理念です。
株式会社クフウ
中西 之文