2013/06/29

グラフィックメーター

先日公道でアウディのS8を見ました。

目の前を急に車線変更してきたのですが、実に滑らか。明らかに普通の車と走りが違う。

また車体も非常に繊細な作りをしているのか一目で「高級車!」とわかる雰囲気を出していました。不思議なものです。




話変わって最近自動車用グラフィックメーターの売れ行きが好調というニュースを目にしました。

個人的に未来的マシンの象徴はガルウイングとグラフィックメーターでした。

おそらく幼少時代に観ていたアニメの影響でしょうか。特にグラフィックメーターへの憧れを抱いたきっかけは漫画AKIRAのビッグスクーターのコックピット、それとアニメ勇者エクスカイザーのコックピットだったと思います。
AKIRAのものとは違いますがホンダ・フュージョンのデジタルメーターを初めて見たときはいたく感動したことを覚えています。


エクスカイザーのグラフィックメーターはフロントに映写されるタイプだったのですが、今このフロントガラスをモニター化する実験も進んでいるそうです。




スーパーカー自転車(私より若い世代は知らないかもしれないけど)に始まり、コックピットやグラフィックメーターに対する憧れは歳を取っても尽きないですね。



ちなみに、以前ピエール瀧氏がテレビで個室ビデオ店のことを「大人のコックピット」と呼んでいて爆笑しました。



そんな下品な話で終わりますが、みなさん良い週末を!

2013/06/26

富士スピードウェイ

迫力の第一コーナー!

先週土曜日は富士スピードウェイにフォーミュラチャレンジ・ジャパンの観戦に行ってきました。

朝は曇っていたのですが次第に晴れてよかったです。来ているお客さんはさずが車好きとあってみなさん個性的な車に乗っているので駐車場の車見てるだけで楽しいです(初めて個人でマクラーレン乗ってる人見た…)


余談ですがこのレース、若手レーサーの登竜門的なものなのだけど気がつけばその「若手」もみんな10歳年下なんですね。壮年まで待ったなし。


しかし私の住んでる地域は富士スピードウェイしかり、箱根や富士山も近く車好きには本当良い環境だとつくづく感じます。





2013/06/20

Web販売開始いたしました。

カークーンがオンラインでどなたでも購入できるようになりました!

下記URLからご購入頂けます。

http://carcoon.shop-pro.jp/


現在はプレ販売ということで、まだ銀行振込のみの対応とさせて頂いておりますが、近日クレジットでのお支払いも可能となります。今しばらくお待ちください。


【ご購入の際の注意点など】

・インドアEVOカークーン、ドライブインカークーンはガレージや室内での使用を想定した設計となております。屋外ではアウトドアカークーンをご利用ください。

・お車のサイズと同時にガレージなど保管場所のサイズをご考慮頂いたうえで最適なサイズをお選びください。保管場所に余裕のある場合は車体より大きめのサイズをおすすめします。

・既存サイズに合わないお車に対してはオーダーメイドが可能です。ご利用になる車種や保管場所の詳細から最適なサイズをご提案し製作させて頂きます。

・オンラインショップでは原則1色(レッドもしくはシルバー)のみの販売になっております。クリアブルーご希望の際はメールにてお問い合わせください。

【ご注文の流れ】

オンラインショップにて購入申込み
       ↓
申込み確認メール受取。納品予定日のご案内。

       ↓
内容をご承認頂き、お支払いにより注文確定 (申込みから1週間以内)
 
          ↓
発送(海外取寄せの場合は残金お支払い)



【お支払いと商品発送について】

・国内在庫品は原則ご入金確認後1〜2日にて発送致します。

・海外取寄せ品につきましてはご注文時に半額お支払い、国内からお客様に発送する前までに残額をお支払い頂きます。



ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。


カークーン公式サイトはこちら

2013/06/17

もう少しで

カークーンのオンラインショッピングサイトが完成します。

今ガシガシとコーディング作業や細かい調整している最中。


そしてこの時間 (19〜24時くらい)になるとイギリスのメーカーとのやり取りが始まります。向こうとの時差は9時間 (今はサマータイムで8時間)なのでどうしても夜のやりとりになってしまうのです。

しかし昼間の商談や作業の時間とはっきり分かれるので良いのですね。海外メーカーからの輸入品というだけでお客様を長いことお待たせすることはしたくないのでこれからも早期対応をしっかりと心がけます。

2013/06/15

特注サイズについて


昨日は特注サイズのお問い合わせをお客様から頂きましたが、それについて少しばかりご説明。


ご案内の通りインドアカークーン、アウトドアカークーンの高さは160cm、ドライブインカークーンで173cmとなっており、例えばレンジローバーのような高さのあるSUVなどは収納が通常できません。

しかし、特注品という形で高さのあるカークーンの製作も承っております。

縦横のサイズですが生地の取り寸によって価格が大きく異なるため通常サイズ幅で高さを高くしたものをご提案させて頂いております。


納期は工場の生産スケジュールによって変動しますがこちらもぜひ一度お問い合わせください。




特注サイズによりカークーンは自動車以外にも幅広く利用されています

2013/06/10

本日は。


一部の方々にカークーンご紹介のDMを発送させて頂きました。サンプルを手にいれて、工場に出向いて商品の製造過程を見て、メーカーとの仕様の打合せや契約交渉をして、パンフレットやWebサイトをつくって最後に販売価格を決定して何とかここまで来れました。


約3ヶ月、まだようやくスタートに立ったばかりだけど色々な人に助けて頂きました。感謝。


まだまだやることは沢山ですが引き続き頑張ろうと思います。今日はこれからまたドライブインをあれこれ研究です。


ではまた。

2013/06/09

カークーンの生みの親



亡くなった小林秀雄さんの話の中で印象深かった言葉がある。



“「信ずる」とは責任を取ること。信じる力を失うと責任を取らなくなる。”





インターネットで偶然カークーンを知った私はすぐにイギリスはマンチェスターに渡り、そこでカークーンの生みの親でありカークーン社の社長でもあるジョージ・ペイジ氏に会いました。


彼と実際に会って話した印象はとても聡明。さすが20年も経営をやってきた人です。一方でお世辞なんかはまず言わないし、愛想がいいタイプでは決してないけれど、嘘を言う人では無いと思った。同時にカークーンに対する情熱、スタッフに対する優しさも大きく、そして何より自動車に対する愛情を持っていた。



普段はぶすっとしている彼も、シリアスなビジネスの交渉の合間に


「で、君は何の車乗ってるの?」



と質問してきたり、自分の愛車自慢をしているそのときの彼の無邪気な笑顔を見て「この人は本当に車が好きなんだなぁ」と感じました。



そんな彼だから交渉においても下世話な商売の話は一切せずとにかく私の率直な気持ち、日本の自動車文化を守りたい、後世に残したいという思いをぶつけました。そして彼はそれを信じてくれた。



その後もメールで彼とさまざまな交渉や契約についてやりとりをしていますが、彼が強弁な態度でノーと言ったことは一度もありません。もちろん私も彼等に無理な要求にならないように注意を払ってお願いはしていますが、揉めたことも行き違った意見も今のところひとつもありません。逆に「コミットメントの内容は君が決めればいいよ」まで言ってくれて。


親と子も歳が離れて、まして販売の実績もない人間の言う事を素直に聞いてくれる彼の懐の深さには感服します。





信じるとは難しいことです。みんな裏切りの不安を抱えているから簡単に信じることができずに疑い、腹を探り合い、裏切りの可能性を残した交渉をする。そしてその過程を経てようやくその人が信に足る人物かがわかる。彼はその過程を大幅に短くして私を信じてくれた。



工場を訪れた夜、ジョージと彼の妻で会社の経理事務もやっているジョイス、ジョージの親父さんと4人でパブに行きました。


ジョージの生い立ち(元レーサー!)やカークーンの歴史やマンチェスターらしく幼少時のベッカムの話なんかを楽しく色々話しました。

そのとき私はなにげなく今年結婚生活41年目を迎えるジョイスに「ジョージが独立するって聞いて不安にならなかったの?」と尋ねたら彼女はこう言いました。



「不安に思うなんて一度もないわ。だってジョージは素晴らしい発明をしたんですもの」





信じることができるというのは幸せなことです。何かを誰かを信じる人のことを「おめでたい人」と言います。それは皮肉かもしれない。でも疑うことで裏切りという不幸は免れるかもしれないけれど、幸せそのものにはならない。だから信じることから始めないと世の中は善くならないと思うのです。




しかしそれはお人好しになるだけではいけない。特に仕事や実利の世界では力不足で人を落胆させてしまう部分が多いと思います。そして信じたもの、信じてくれた人に対して自分がしっかりと責任を持つこと。




私は知識も経験もまだまだ浅はかで足りないものばかり。ですがジョージのようにみんなから信頼され、そしてそれにちゃんと応えられる人間になるように頑張ります。


ドライブインの組立て

昨日は一日ドライブインカークーンを組み立てながらあれこれ研究していました。

通常のEVOカークーンと異なって一度作ってしまえばシートを出したりたたんだりの作業が無くて便利なのですがやはり組立てにはコツがいるなぁ、と。

というのもメーカーから丁寧な組立てマニュアルももらっているのですが一切それを見ないで作ったから苦労したのです。


マニュアルをしっかり読んで手順とおり作れば安全、簡単にできるのですが今回はあえてそれを読まず、そのおかげで注意すべき点を身をもって学びました。



いずれにせよお客様が初めから簡単に組立てができる為にするべき改善点はまだまだあります。まずは日本語のマニュアルをしっかり作らないと。






2013/06/06

吸収と発散

7月に一般販売を予定しておりますが、今月から自動車関連事業をされている皆様には少しずつご案内をしていきたいと思っています。そして今は目下その準備に追われています。


ここ最近事務所に閉じこもりっぱなしなので早く外に出てカークーンをあれやこれや紹介してその中で私自身も色々学んでいきたい、ので休む暇などない!



というわけで移動中の電車(往復2時間以上ある)はとても貴重な時間です。貧乏性で寝てもいられないのでその時間は大概読書をします。今はもっぱら自動車関連の本です。趣味の法律書や友人のすすめで買った小説は積んだままなので時間を見つけて何とか読みたい…


それと最近はニューススクラップを読み返します。といっても今は紙の新聞を取ってないので、インターネットでニュースを集めてそれを印刷してまとめています。ここへきて初めてRSSを利用しているのですがとっても便利ですね。



本からの知識を早く経験的に活かせるように精進して参ります。





2013/06/02

掃除

早いものでつい最近春になったなぁ、と思った途端にもう6月。

月初には前月の経理事務やデータのバックアップ、書類の整理など整える作業を沢山おこないます。


随分前から自分に言い聞かせていることで「部屋の乱れは心の乱れ」ということがあります。


私はずぼらな性格ですが、それでも規則正しく張りを持った生活をしている時には部屋の汚れにも心の目が行き届くというか、ちゃんとこまめに整頓できます。

しかしながら集中力を欠いたり忙しくて余裕がないときはどうしても整頓や「出したらしまう」の当たり前ができない。

その証拠に私は毎朝事務所の掃除と帰る際のゴミ捨てを自分のルールとして課していますが、ここ2、3日少し集中力に欠けてるかな…と思ったらやはり2日分のゴミがごみ箱に入ったままでした。


お寺で修行されている方たちもぱっと見きれいな廊下や庭先を一日に何度も掃除します。それはおそらく見た目のきれいさを保つというより掃除により自らの心を整え、同時にわずかな埃のように微細な変化にも気づくことができる心を養うという目的ではないのでしょうか。



仕事の半分は計画と反省だと思いますが、この反省を毎日の掃除でしっかりと実行していきたいものです。