仕事の姿勢について考える

今日は春先にお配りするパンフレットやチラシの構想についてあれこれ悩んでました。重要なことなのでまた改めてご案内しますが、消費税の増税に伴いカークーンも4月以降価格を変更いたします。そのための準備を今粛々とおこなっているわけです。

宣伝の世界に身をおいて何年も経ってますが(もちろん今でも自分は宣伝屋という気持ちで働いています)いつまで経っても伝えるのは難しい。


まず自分が伝えたいことと、お客様が知りたいことを分別し、よく考えること。そして知りたいことをわかりやすくまとめること。この2点に集約されると思うのですが、言うは易し、行うは難しですね。



それとあれこれ考えついでに本を読みました。津田大介さんの「ゴミ情報の海から宝石を見つけ出す」という本ですが、面白かったのでおすすめします。


本の内容はメディア各所でご活躍されている津田さんが実際にチェックしているメディアの紹介、講演・インタビューの技法、ツイッターなどソーシャルメディアを使ったPRやオンラインビジネスについてQ&A方式で答えるもので、なるほど〜と思う部分が多く有益な情報、はっとする視点などが沢山ありました。


またドワンゴの創始者川上さんとの対談も載っていますが、川上さん非常にユニークでした。

Webを使ってモノを売るなり、何らかのコミュニケートをするとその蓄積されたデータによって数値化され、やりとりの未来予測ができるということ。

そして意外なことにそのアルゴリズム化されていく社会に異を呈したいというのが川上さんの意見。つまり人間のノイズ(感情)部分を保護するということ。それと同時に「遠い世界の他人を救うのでなく、まず身近な人たちを幸せにする」、ということ。




その発想を借りて考えれば、うちで扱うカークーンのように自分のまわりで知られていないものを世に広めていくという作業はクフウの知り合いを増やして彼等を幸せにするという作業なんだなと思いました。ここでいう知り合いというのはお客様はもちろんの事、この仕事を手伝ってくれているあらゆる人のことです。


今自分の使命は幸せにできる知り合いを増やすこと。


それと知り合いになれるチャンスを無碍にせず、積極的に行動していくこと。



そんなことを考えました。




さて、納品も続きますが、今週中に何とか入稿するように頑張ります。



【特殊ボディカバー・カークーン公式サイト】
http://carcoon.jp/

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