2013/09/30

熱海ヒストリカG.P.2013


懐かしのベントレー!
天気は快晴。最高でした。


先週末は熱海で開催された熱海ヒストリカG.P.2013に行ってきました。

年代ものの国産車から初めてみるようなフェラーリ、ランボルギーニまで数百台!個人的には2000GTやヨタハチ、240Zあたりのピカピカの国産旧車を観れたのでとても満足でした。来年も遊びに行きたいと思います。ぜひまた熱海で開催を!



【特殊ボディカバー・カークーン公式サイト】
http://carcoon.jp/

特殊ボディカバー・カークーンショッピングサイト】

2013/09/26

三倍努力


ここ最近読んだ本で特におもしろかったのが「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」というノンフィクションです。


本編の主人公である木村政彦は戦前柔道で最強の名を欲しいままにし、 今なお「史上最強の柔道家は木村である」と言う声も少なくありません。また我々世代の男子が熱狂した総合格闘技、その中心にいた最強のグレイシー一族を初めて破った日本人でもあります。

そしてプロレスラーに転向し力道山との疑惑の一戦。この一戦が木村先生の人生を大きく変えていくのですが、それは本を読んでからのお楽しみ。昭和プロレスファンなら確実に楽しめる本だと思います。



それはさておき、この本に書かれている木村先生の柔道に対するストイックさは狂気に近いものがあります。

「試合への負けは死を意味する」という言葉の通り、試合に負けた時には切腹をする覚悟で望んでいて、絶対に負けないために寝る間も惜しんで稽古に励んだといいます。

通常柔道の練習は3時間程行うそうなのですが、木村先生はその三倍にあたる9時間、加えて腕立てや打ち込みなど血を吐く勢いで休み無くおこなったそうです。

なぜ三倍かというと、人の二倍程度の努力をする人は中にはいるし、その程度の努力ではもしかしたら負けるかもという不安が残る。しかし三倍努力すれば心に「これだけやったのだから負けないだろう」という安心感が生まれる。これが木村政彦の「三倍努力」です。



今自分の立場を考えると、会社を支えないといけないし、会社が発展し、社会の役に立てるようになるにはやはり二倍の努力じゃ足りない。でも実際は人の二倍も努力しているとは思えない。まだまだやらねばならぬ事があり余る。

木村先生のように時間を軸に努力量を考えるなら通常一日8時間労働としてその三倍は24時間。つまり一睡する暇もなく働かないかんというわけです。


そんなの現実的に無理だし、「努力は時間じゃない。内容だ」と言われればその通り。効率は一番に考えるべきなんだけど、そういうのを理解したうえで体力、精神の限界に挑むのも悪くないかなと思います。時代に合ってないと思いますが自分は“知恵が無い分は根性でカバーする”という考えがやはりどこかにあるのです。



知恵だけで善い結果は生まれない。心と身体を精一杯使って初めて知恵が役に立つ。これら三位が一体となってはじめて善い結果が生まれるものだと思います。



もうすぐ9月も終わりですが、「死ぬ気で生きることができるのは今だけ!」の気持ちで来月からまた心機一転、三倍努力で精一杯働きます。



【特殊ボディカバー・カークーン公式サイト】
http://carcoon.jp/

特殊ボディカバー・カークーンショッピングサイト】

2013/09/19

手紙

昨日お客さまからお手紙でご注文を頂きました。

その前にも一度パンフレット送付のご依頼を丁寧に書かれたお手紙で頂き、その心遣いに感動し、私もペンをとり、返信させて頂きました。普段はキーボードを叩いてばかりなので書類やサイン以外でペンを走らせることが無い私も新鮮な気持ちになれました。



製品によって販売チャネルの相性ってありますね。カークーンはもちろんWebでの販売もしておりますが、お手紙をくれたお客さまのように、古い車を大事に乗ってらっしゃる、Webに馴染みが薄いようなご年配の方々からの注文やお問い合わせを多く頂きます。

私たちとしてもカークーンには1個1個心をこめて丁寧に売っていきたいという思い、またお客さまと直接繋がることで、限りなく生産の現場に近い距離で接したい、という思いが強くあります。そういう点で手紙という手段はカークーンに合っているかな、と思います。


一方でWebでもしっかりとお客さまが身近で安心してお買い物頂けるようにこれからもっと改善していきたい。

インターネットを介したやりとりでは簡単で手間が少ないせいか、お客さまとの距離が遠くなりがちだと思います。つまりお客さまから私たち売り手の人間性が見えない。
これをメディアの特性として諦めるのでなく、ネットでもその向こうにいる人間が心を持って動いてるのがわかるよう創意工夫していきたいと思います。こちらもまだまだ改善の余地が沢山あるので楽しみです。




【特殊ボディカバー・カークーン公式サイト】
http://carcoon.jp/

特殊ボディカバー・カークーンショッピングサイト】

2013/09/11

イベント出展のお知らせ

最近は商品仕入や事務作業で満足に営業ができず悶々とした日々が続いております。

会社員時代は営業嫌いだったし、今でも決して得意では無いけれど、どんどん営業してカークーンを知ってもらいたいと思いが湧いています。


そんな中、カークーンが10月6日にお台場で行われるお台場旧車天国に出展します。

「実物のカークーンを見たい!」という方、ぜひ会場までお越し下さい。イベント自体も普段見れない車がズラリと並んで楽しそうです。





【特殊ボディカバー・カークーン公式サイト】
http://carcoon.jp/

特殊ボディカバー・カークーンショッピングサイト】







2013/09/09

フェラーリとカークーン

お客様にご協力頂き、いろいろ撮影させてもらいました。



                          





【特殊ボディカバー・カークーン公式サイト】
http://carcoon.jp/

特殊ボディカバー・カークーンショッピングサイト】



2013/09/08

心の距離

皆さん、ご無沙汰しております。

ここ数日は納品の準備で慌ただしい日々を送りなかなか更新ができませんでした。そして納品が一段落すると今度は来月に参加させてもらうイベントの準備が始まります。やる事は沢山ありますが「先送りせず、段取りよく」を心がけていきたいと思います。



そして今日はとうとう東京オリンピック開催が決まりました。関係者の方々の長年の労が報われて私もホッとしています。かく言う私も実は学生時代デザイン事務所でアルバイトさせてもらっているときに誘致キャンペーンのお手伝いをしたことを思い出しました(本当にわずかですが)

これから2020年に向けて東京、そして日本が盛り上がっていくのは楽しみではありますが、その一方で誘致プレゼンの際に言われた「東京は福島から250キロ離れているから大丈夫」や「汚染水はまったく問題ない」という表現に大きな違和感を覚えます。そして安全が明確に語られていないことも問題ですが、被災された福島の方の心情を置き去りにして雄弁に「不安は風評被害だ」と語る姿勢には正直憤りすら感じます。


真実は人の数だけあるはずです。仮に科学的に安全が実証されたとしてもそれを信じない人に安全は無い。科学を信じない人は愚かなのか。また「科学的に安全」は本当に安全か。それが覆されたから今汚染水の問題が大きく横たわっているのではないのでしょうか。



世の中には理で割り切れない情がある。だから「客観的」は無いし、事実は人の数だけある。科学的実証から導き出された答えもまた情から生まれている。というのが私の個人的考え方です。

つまり「科学的に〜」「客観的に〜」という言葉を使ってさも情を排除した、最も合理的な答えを言っているようで、大きな情が根底ではやはり動いている。そしてその情が誰かを傷つけてしまっている、と今回のプレゼンで思いました。





「都市の豊かさは地方の豊かさに依存して成り立っている」という言葉があります。(逆も当然あると思いますが)

私たちが平和に暮らせているのも福島の原発だったり、沖縄の米軍基地だったりといったある種地方の人々の犠牲によって成り立っているということを今一度考えなければならない、と改めて思いました。


物理的な距離は変わりませんが、東京と福島を含めた東北の人々との心の距離が7年後には今より少しでも縮まっていることを心から願います。





【特殊ボディカバー・カークーン公式サイト】
http://carcoon.jp/

特殊ボディカバー・カークーンショッピングサイト】